ウィズパッションを卒業します
〜将来・仕事について不安ばかりだった私が「仕事・働くことは楽しい」と思えるようになるまで〜
ウィズパッションで人事のインターンをしている中野莉々花です。
私は大学2年生の夏から大学卒業までの約2年半、人事としてウィズパッションでお世話になり、3月31日をもって卒業します。
インターンを始める前の私は、「将来は仕事を楽しみ、活躍していたい」という想いを持ちつつも、「やりたいことやビジョンもなく、将来や働くことについて考えるために、今何をしたらいいのか分からない」自分に大きな不安と焦りを感じていました。
そんなスタートでしたが、ウィズパッションでの2年半を経て、今では、「ビジネススキル・スタンス・マインドセット」、「仕事における自分の強みや価値観の軸」を得ることができ、今では「仕事・働くことは楽しい、これから社会で働くことがワクワクする」と心から思うことができています!
これらが得られたのは、ウィズパッションで関わってくださった皆さんと、インターンで沢山の良い機会に恵まれたからで、感謝してもしきれません。
この記事では、私の2年半を振り返りながら、ウィズパッションのインターンで得られるものやこの機会を活かすためのポイントをお話ししていこうと思います。
私とウィズパッションとの出会い
元々、大学生の内に色々な経験をして「将来やりたいことを見つけたり、役に立つ力を身につけたい」という思いがあり、大学生の始めはサークル活動や部活など活発に過ごしていました。これらの活動はとても楽しく、自分の視野が広がった経験でした。ただ、その一方で何かに打ち込んでいる人を見て焦りを感じたり、将来や仕事について考えるために今何をしたらいいのか分からないことに大きな不安を感じていました。 そんな時、大学の授業で長期インターンの存在を知り、「ビジネスの世界に飛び込んでみれば何か変わるかもしれない」と思い、早速探し始めました。
数ある会社の中から私がインターン先を選んだ基準は、「成長できそうか」一択でした。「営業の仕事がやりたい」とか「こういうスキルを身につけたい」という具体的なものがなかったので、まずは「自分に力をつけて、自信が持てるようになりたい」と思い、「成長できそうか」を基準に置いていました。
ウィズパッションでは代表の土田さんとの採用面談で、同じ大学生とは思えないレベルで活躍するインターン生の話を聞き、「私もそうなりたい!」と強く思いました。また、学生としてではなく、一緒に会社を成長させてくれる1人の仲間として関わっていって欲しい、そんな会社からの期待の大きさを感じて、ここでなら「圧倒的に成長できる」と感じ入社を決めました。
「自分の手で、自分の力で試行錯誤しながら創り上げる」
そんな成長痛を沢山経験する
・採用サイトのコンテンツ設計
・インタビューから記事の掲載
・採用媒体やSNSの運用
・採用面談
・新インターン生の育成
・育成プロセスの改善や育成課題の設計
・インターン生同士でのMTGを開催
・社内ツールの導入 など...
これ以外にも、会社のビジョン・価値観・採用要件の明確化といった上流に関わったり、経営チームとのミーティングに参加したりと、ひたすらに(1人の仲間としての)活躍の機会と大きな期待を感じられる環境の中で、採用・育成・組織活性化という人事業務全般に主として関わってきました。
「中野さんはどう思う?」と経営チームのメンバーから対等に意見を求められ、実際にそれが組織創りのテーマになることもあって、自分が会社に与えるインパクトの大きさをとても感じてきました。
色々な経験をしてきた中で、私が特に印象に残っている出来事は、新インターン生との採用面談です。
「インターンとして活躍されている中野さんが輝いて見えたので、私も貴社で一緒に働きたいと強い憧れを抱きました!本当に楽しい時間をありがとうございました。」
これは、うちに入社を決めてくれたインターン生から送られてきたメッセージの一部で、人事をやってきた中でも指折りに嬉しく、忘れられない出来事になっています。
私が担当しているのは、応募をしてくれた方との最初の接点であり、会社の印象を良くも悪くも左右する大事な面談です。だからこそ、「私と面談してよかったと思ってもらえる時間にしたい」そんな信念を持って望んでいました。
でも、最初のうちは上手く話せなくて。「魅力が伝えられなかった、相手の話を引き出せなかった」とがっかりすることも多々ありました。そんな悔しさを糧に、会社の魅力を知ってもらうのはもちろん、目の前の相手を深く理解して意思決定を支える場にできるように、試行錯誤を重ねながら面談とツールを設計したりと、1回1回に向き合っていきました。
なので、「面談が楽しかった」と言ってもらえたことは、今まで信念をもって向き合ってきたものが報われた瞬間で本当に嬉しかったです。また、それ以上に採用担当と候補者という関係性を超えて、「一緒に働きたい」という言葉をもらえたことは、1人の人事としての大きな自信に繋がっています。
「自分の手で、自分の力で試行錯誤しながら創り上げる」そんな成長痛を乗り越えて感じる嬉しさは、感動にも代えがたいものがありました。
“1つの会社で1人の仲間として”
働いたからこそ得られたもの
もちろん、やらされ仕事や単純作業が一切ない環境で、会社の目的の達成のために自らの仕事をデザインし、成果につなげていくことは決して簡単ではありません。でも、そういう環境だったから、会社・事業をとことん理解して、一般的な人事・経営について学び、世の中にある事実・事例を自社に転用する経験を重ねることができました。その中で、自分なりの論理や「ビジネススキル・知識」が身についたと思います。 それに、その中で醸成された「会社に貢献するとはどういうことか」、「目的思考」、「自立性・主体性(自学の姿勢)」などの「仕事における重要なスタンス・マインドセット」は社会人としての自分の確固たる土台になり、自信になっていくと確信しています。
また、このような「ビジネススキル・スタンス・マインドセット」に加えて、大学卒業までの2年半という長期にわたってビジネスに深く入り込んだからこそ、「責任感の強さ」という「仕事における自分の強み」を認識することができました。そして、この強みが目の前の仕事に活きるだけではなく、「大きな信頼関係を築き、期待と活躍の機会を与えてもらうことに繋がる」という、より深い自分への理解を得ることができました。
これは、ほんの少しインターンを経験しただけでは分からなかったと思っていて、長期かつ責任や役割を大きく持って会社に関わったことで、これからも磨いていきたい「自分の強み」や「価値観の軸」を持つことができたと考えています。
2年半のインターンで、責任や役割を大きく持ち”1つの会社で1人の仲間として”関わってきた経験と、上で話したものが手に入ったことで、今、自分に自信を持つことができています。だからこそ、「仕事・働くことは楽しい、これから社会で働くことがワクワクする」と心の底から思うことができています!
インターンにある機会を最大限活かすための3つのポイント
ウィズパッションでのインターンを通して得たものは、数え切れません。 この2年半を振り返ってみると、インターンにある機会を最大限活かして、それが得られたのは、働く中で3つのことを大切にしてきたからかなと思っています。1つ目が、「インターンに思いきりコミットする」選択をすることです。 ウィズパッションのインターンは社員と同様の活躍を期待され、責任の大きな仕事を任せて貰える機会があります。ただ、どんなに良い機会があっても、それを活かすための時間的投資ができなければ、最速最短で満足のいくレベルの成長は得られないと思っています。
時間の投資先の選択肢が多ければ多いほど、自分の意欲や時間の注力先が沢山あるため、最速の成長は難しくなると考えていて、限りある学生時代の時間を注ぐからには思いきりインターンに時間を投資することで「インターンで得たいもの」を手に入れることができると感じています。
なので、インターンに自分の時間や意欲をできる限り投資する選択ができるかどうかは、インターンの機会を価値あるものにするために大切なポイントになると思います。そしてこの「選択」ができるというのは、”この機会を活かしたい”という意欲の表れでもあるとも考えています。
2つ目が、「良いものをいかに素直に吸収できるか」です。 私がインターンを通して成長できたのは、自分には無かった良いものに対して反応し、身に着けたいと思って行動できたからだと思います。大学生ともなると、色々な経験をしてきた中で、自分なりの価値判断軸が確立されていると思います。でも、確かなものがないのに自分軸や自分らしさを大切にするのは、良いものを得る機会を失ってしまうことになります。
積極的に良いものに触れ、感じ取り、自分軸も自分らしさもより良いものへアップデートしていくべきだと思います。そうすることで、良いものを融合させた強い自分軸ができると考えています。これは、インターンに限らずですが、心を開いて素直に人の話を聞き、良いと思ったものを吸収できる謙虚さを持つ。これが自分自身を見つめ直し、今の自分に足りないものを補って前向きに成長するために大切だと感じています。
そして最後に、「相手の立場になって考えること(≒想像力)」です。 働くこと(インターン)と想像力は、一見すると結びつかないようにも思えますが、例えば「会社の目的とは何か、そこに貢献するためには何ができるか」、「1人の仲間として信頼され、任せて貰えるためにはどのように取り組めばいいか(コミットメント時間・姿勢)」など。想像力を持つことは良い信頼関係を築き、期待され、機会を自分のものにするには必要不可欠な価値観だったと思っています。
もちろん、気を遣いすぎて何も発言できなくなったり、自分の意見・意思を持たなくなるのは本末転倒ですが、組織に属して働いていくからには成果だけを出していればいいという訳ではなく、そういう取り組み方を含めて「会社で働く」ということなのかなと今は思っています!
月曜日にワクワクしながら会社に向かう、そんな私であり続けたい
私は、ウィズパッションでインターンをする魅力は、「1つの会社で仲間として働くこと」だと感じています。この2年半、インターン生という枠組みにとらわれず、1人の仲間として会社と事業を成長させていくことを期待され、沢山の信頼をしてもらいました。それを今までのお話の中で、少しでも感じてもらえたら嬉しいです!これほどの機会に恵まれ、その機会を活かすための姿勢や取り組み方を自分に律してきたからこそ、「ビジネススキル・スタンス・マインドセット」、「仕事における自分の強みや価値観の軸」を得ることができ、今では「仕事・働くことは楽しい、これから社会で働くことがワクワクする」と心から思うことができていると考えています。
私は4月から新しい環境に飛び込みます。ウィズパッションでの学びや得たものを確固たる自信と自分の土台に変えて、これからも成長に貪欲に、前進し続けていきたいです。
月曜日にワクワクしながら会社に向かう、そんな私であり続けたいです。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
ご応募お待ちしております。